[2010年8月30日]

ブックマークするこの記事をはてなブックマークに登録する この記事をTwitterでつぶやく 印刷用ページを表示する

ドクターズアイ・最新論文で考える日常臨床

重症心不全患者の冠動脈インターベンションにIABPは必要か?

BCIS-1試験から

兵庫県立尼崎病院循環器内科 佐藤 幸人

研究の背景:PCI前のIABP挿入にエビデンスがあったわけではない

 大動脈内バルーンパンピング(IABP)の作用の1つに,冠血流を増加させ,心筋酸素消費量を軽減させる働きがある。心不全患者はその原因として,冠動脈疾患を合併していることが多く,血行再建が必要なことも多い。心不全患者に経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を行う際,冠血流が一時的に遮断され,過度の血圧低下や致死性不整脈が生じることが経験される。そのため,PCI中に血行動態が破綻する可能性のある患者においては,血行動態の破綻とその後の心不全状態の悪化を予防するため,IABPの挿入がしばしば行われている。しかし,そのようなIABPの使用法にエビデンスがあったわけではない。

…この続きを読むには,MT Proにログインまたはご登録ください

MT Proは医師・医療関係者さま向けの会員制ポータルサイトです。一度ご登録いただければ,MT Proの独自取材記事,本邦最大の医学専門紙 Medical Tribune の全記事,その他のサービスを,すべて無料でご閲覧・ご利用いただけます。医師・医療関係者の方は,下記よりログインまたはご登録ください。


TOPページに戻る

前のページに戻る

このページの先頭に戻る