研究の背景:現在のステントには金属製で永久的に存在するがゆえの欠点
薬剤溶出性ステント(DES)の登場により,ステント留置部位の再狭窄率は減少し,経皮的冠動脈インターベンション(PCI)の再施行率も著しく低下した。しかし,DESには(1)遅発性ステント内血栓形成の可能性がある,(2)冠動脈の収縮,拡張といった生理的反応を抑制する,(3)将来冠動脈バイパス術(CABG)を行う必要が生じたときに,ステント部位が切開,縫合できない,(4)ステントのためにマルチスライスCTでの非侵襲的評価が永久的に不可能になる—などの欠点がある。
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