[2010年8月30日]

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食前にコップ2杯の水で減量効果,米RCTで確認

非飲水者に比べ12週間で2kg低下

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 近年,減量法の1つとして注目されている水ダイエットだが,その効果はこれまで確たる証拠がつかめていなかった。しかし,米バージニア工科大学のBrenda Davy氏らが第240回米国化学会(ACS)定例会(ボストン,8月22~26日)で報告したランダム化比較試験(RCT)の結果によると,食前にコップ2杯の水を飲むことで非飲水者に比べて2kgの減量効果が確認されたという。この結果は,同学会公式サイトでも紹介されている。

先行研究を裏づける結果

 Davy氏らはこれまで,過体重および肥満の中高年を対象とした研究で,食前に水を飲むと被験者の摂取カロリーが1食につき75~90kcal,1日で300kcal少なくなることを明らかにしていた(J Am Diet Assoc 2008; 108: 1236-1239)。

 同氏らは今回,55~75歳の男女48人を,1日3回の食事前にコップ2杯(8oz×2=約454mL)の水を飲む群と飲まない群にランダムに分けて12週間追跡。対象者にはすべて,1日1,200~1,500kcalの低カロリー食を摂取するよう求めた。

 その結果,12週間後の減量が対照群で-11lb(約5kg)だったのに対し,飲水群では-15.5lb(約7kg)で,飲水群のほうが2kgの減量効果があることが明らかになった。

 この理由として同氏は,水を飲むことによって胃が膨らみ,少ない食事で満腹感が得られるようになること,加糖飲料の代わりに水を飲むようになったことを推測している。一方で同氏は,過剰な水分摂取による低ナトリウム血症に留意するよう訴えた。

(小島 領平)


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