[2010年7月26日]

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欧州心臓病学会がランセット発表論文に「物言い」

「HDL-C介入の意義薄い」としたJUPITERサブ解析

 欧州心臓病学会(ESC)は7月23日の声明で,前日(7月22日)にLancetオンライン版で発表されたJUPITERサブ解析で示された見解に対し,懸念を表明した(ESCプレスリリース)。同論文ではHDLコレステロール(HDL-C),アポリポ蛋白A1による層別化が行われ,ベースラインと治療時の心血管疾患初発リスクとの関連が解析。同試験グループの主任研究者Paul Ridker氏(米ブリガムアンドウィメンズ病院)らは,「積極的なスタチン治療により非常に低いLDL-C値を達成できた症例では,HDL-Cの心血管リスクにおける意義は薄い」と結論付けた。これに対し,ESCは「1つのサブ解析だけでHDL-Cに対する介入の意義がないと判断すべきでない」と反論している。

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