[2011年11月24日(VOL.44 NO.47) p.94]

第2部:第34回日本高血圧学会特集

シンポジウム「アンチエイジング」

アンチエイジング目指す高血圧研究成果が明らかに

 動脈stiffnessの増大や血管リモデリングといった血管の老化は,高血圧の病態と深くかかわっている。第34回日本高血圧学会〔会長=自治医科大学内科学講座循環器内科学部門・島田和幸教授(同大学病院長)〕のシンポジウム「アンチエイジングからみた高血圧研究」(座長=愛媛大学大学院分子心血管生物・薬理学・堀内正嗣教授,大阪大学大学院臨床遺伝子治療学・森下竜一教授)では,アンチエイジングの視点でとらえた最先端の高血圧研究の成果が報告され,長寿遺伝子によるレニン・アンジオテンシン系の抑制,抗酸化作用を有するARB,スタチン,タウリンなどによる抗老化作用の可能性や,脈波伝播速度が全身老化の指標としても有望であることを示す報告などが注目を集めた。

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