[2010年8月26日(VOL.43 NO.34) p.46]

海外の主要医学誌から Journal Scan

BMIにかかわらず大きなウエスト周囲径は死亡の危険因子

 BMIが正常範囲内であっても中高年者の大きなウエスト周囲径(WC)は死亡の危険因子であると,米国がん学会疫学調査グループがArchives of Internal Medicineの8月9/23日号に発表した。

 同グループは,Cancer Prevention Study Ⅱ Nutrition Cohortに参加した男性4万8,500例と女性5万6,343例を対象に,WCと死亡との関係を調べた。1997~2006年の追跡期間中に男性9,315例,女性5,332例が死亡した。

 BMIと他の危険因子を調整した結果,男女とも極端に大きいWCは死亡リスクの2倍上昇と関係し,WC 120cm以上の男性は90cm未満と比べ相対リスク(RR)2.02,WC 110cm以上の女性は75cm未満と比べRR 2.36であった。

 WCはBMIの全カテゴリーを通じて死亡率と正の相関を示した。WC 10cm増加による死亡のRRは男性ではBMI正常範囲(18.5~25未満)が1.16,過体重(25~30未満)が1.18,肥満(30以上)が1.21で,女性ではそれぞれ1.25,1.15,1.13であった。


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