[2010年8月19日(VOL.43 NO.33) p.48]

海外の主要医学誌から Journal Scan

女性のBMI高値が正常眼圧緑内障のリスク低下と関係

 BMI高値の女性は眼圧21mmHg以下の正常眼圧緑内障(NTG)のリスクが低いと,米ハーバード大学のグループがOphthalmologyの8月号に発表した。

 同グループは,Nurses' Health Study(追跡期間1980~2004年)に参加した女性7万8,777例とHealth Professionals Follow-up Study(同1986~2004年)に参加した男性4万1,352例を対象に,身体測定値と原発開放隅角緑内障(POAG)との関係を検討した。参加者の年齢は男女とも40歳以上であった。

 追跡期間中のPOAG発症は980例で,全体ではBMIとPOAG発症との間に有意な関係はなかった。しかし,女性ではBMIが1単位上昇するごとにNTGと診断されるリスクが6%低下した(P=0.01)。一方,男性ではそうした関係はなく,明らかな性差が見られた(P=0.03)。眼圧21mmHgを超えるPOAGでは,男女ともBMIとの関係は認められなかった。


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